ちょうどザクロが旬の季節だったので、グレナデンシロップを作ってみた。

こんにちわ。

コーヒー・紅茶はノンシュガー・ノンミルク派の筒井裕矢です。


今回はグレナデンシロップを手作りで作ってみたって話を。

さて、みなさんグレナデンシロップというものをご存知ですか？

カクテルでは主に赤色をつける時と甘味をつける時に使われます。

「グレナデンシロップってなんですか？」と聞かれれば『ザクロのフレーバーのついた赤いシロップです』と答えますが、実際に市販されているグレナデンシロップの多くはザクロのフレーバーなんて有って無い様なもので、【着色ガムシロップ】と言う方がピンッとくるような感じです。
（グレナデンシロップを否定してるわけじゃなくて、僕の率直な感想なので誤解しないでくださいね）

で、この時期。
ちょうどザクロが旬を迎える季節なので、グレナデンシロップを作ってみようと思ったわけです。


まず用意するのは（当たり前ですが）ザクロ。

ザクロを割ります。
（写真右）

当然ですが、使えるのは中にある種のような実のような赤い小さなつぶつぶのみです。

この果肉を一粒ずつ丁寧に外していきます。
（写真左）

このときは２重にしたビニール袋に集めました。

もし、作ってみようと思ってる方がいましたら、ビニール袋作戦はオススメしません。
なぜなら、この後に果肉を潰し果汁だけをいただくのですが、果肉をつぶす作業中にビニールが破ける危険性があります。
実際、僕は破けました。。。
幸い【小さな穴程度】だったので収集つきましたが、派手に破れた日にはザクロジュースは床およびシンクの喉の渇きを癒すことになりますよ・・・。

そんな失敗もありながら、じっくりと果肉をつぶしていきます。

このザクロからは１５０ccほどのジュースを絞ることができました。

このザクロジュースをシロップと併せるわけですが、ついでにシロップも作りました。

ザクロジュースとシロップを１：１にしようと決めていたので、まず水を１５０cc

砂糖は水の約２倍が最大溶解量なので、今回は【和三盆】と【グラニュー糖】を併せて３００ｇ用意しました。

手鍋に水と砂糖を入れて、ゆっくり暖めながら溶かします。

これでシロップの完成。

ここにザクロジュースを入れて、ザクロジュースとシロップをなじませました。
（写真右）

後は冷まして、瓶に詰めれば

　　【自家製グレナデンシロップ～和三盆の香り～】

の完成！！


追記：出来立てのグレナデンシロップを使って【シャーリーテンプル】を作ってみました。
　　　　市販の物と違って透き通った赤というクリアな色には出来ませんが、飲むとザクロの香りがフワリと漂うジューシーな味で美味でした。

オーダーの際は「自家製のグレナデンを使って何か」
　　　　　　　　　　　　　　もしくは
　　　　　　　　　　「○○○を自家製グレナデンで」とご注文ください。