復活！コンニャクステーキ

久しぶりのブログです。

春も近くなり、何か新しいメニューはないかと考えていたところ、ふと昔のメニューにコンニャクステーキという物があったことを思い出しまして、久しぶりに作ってみました。

酒の肴にも、カロリーが気になる女性にもピッタリのコンニャク！


ネットでちょっとコンニャクについて調べてみると、おもしろおかしい話が出てまいりました。

コンニャクは蒟蒻（こんにゃく）もしくは蒟蒻芋（こんにゃくいも）という名前のサトイモ科の植物から作ります。蒟蒻芋という名前の通り、地下の芋（球茎）の部分を粉砕して水とこねた後、水酸化カルシウム水溶液と混ぜて煮沸して固めるとコンニャクの出来上がりです。

水と混ぜたものが煮沸することで、あの耐水性のあるコンニャクになる事もおもしろいのですが、その耐水性・気密性を利用したオモシロイ話がありまして・・・。

時は第二次世界大戦の頃。
日本軍は【風船爆弾】なるものを日本上空より偏西風（ジェット気流）に乗せ、アメリカ本土空襲をしようとした。
なんと生産個数はおよそ9300個。
当時のアメリカはまだ偏西風（ジェット気流）を発見しておらず、日本だけが風を知っていた。
アメリカ本土に到達したのは9300個のうちおよそ1割強の1000個、異説では300ほどである。
第二次世界大戦で用いられた兵器の到達距離としては最長であり、史上初めて大陸間を跨いで使用された兵器となった風船爆弾。
材料は、和紙、爆弾、そして　コンニャク糊。
アメリカ軍は風船爆弾が紙製であることはわかったものの、接着剤の成分についてはわからなかったとか。
そして、日本の食卓からはコンニャクが消えたという・・・。

なぜ偏西風を発見する技術がありながら、紙製の風船に乗せて爆弾を送ったのか・・・。
ミイサイル　ＶＳ　風船爆弾（和紙コンニャク糊づけ）



さてかなり脱線しましたが、コンニャクステーキは３月のセレクトメニューに登場予定です。
好評であれば、レギュラーメニューに格上げされます。
皆様、是非ご意見をお聞かせくださいませ。
ご来店お待ちしております！